ビジネススーツに合う白いワイシャツの選び方と着こなし方とは?+ビジネスの王道! 白いワイシャツの選び方と着こなし方は?のアイキャッチ画像
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ビジネススーツに合う白いワイシャツの選び方と着こなし方とは?+ビジネスの王道! 白いワイシャツの選び方と着こなし方は?

あなたの普段仕事で着ている白いワイシャツは、どんな種類のものですか?「えっ、ワイシャツって同じじゃないの?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。無地の白いワイシャツは、スーツの定番色「ネイビー」や「チャコールグレー」のようなダークスーツとの相性が非常によく、これらの色を引き立てる役割を果たしています。どんなネクタイをつけても映えるので、「とりあえず、白無地のワイシャツを着ておけば間違いない」という理由で定着しているのです。スーツとワイシャツは変えずにネクタイだけ変えても、スーツコーデのバリエーションは広がりますからね。そんなビジネスシーンにおいて王道ともいえる白いワイシャツですが、細かく分けていくと非常に多くの種類があります。一見ワンパターンに見える白ワイシャツにも、実はちょっとした柄が入っていることがあるのです。また素材もさまざまで、上手に選べば毎日がもっと快適になります。今回はそんな「白ワイシャツ」の「柄や素材による違い」「選び方のポイント」「合うネクタイやスーツ」「クールビズ時の着こなし方」について、スーツのプロ集団「オーダースーツSADA」の現役スタッフが詳しく解説します。

ビジネスにおける着こなしで王道ともいえる白いワイシャツですが、その選び方と着こなし方で印象をガラリと変えることができます。いくつもあるこだわるべきポイントを押さえておくと、周りに差をつけられるはずです。これまで何となく白いワイシャツを選び着ていたという人も、少しだけ意識を変えておしゃれにスマートに着こなしましょう。

白いワイシャツが選ばれる理由

ここではビジネススーツを着る際に、王道でもある白いワイシャツが選ばれる理由について解説していきます。白いワイシャツが与えるイメージといえば、誠実さや清潔感です。ビジネスの場ではカジュアルな服装が好まれる職場もあれば、フォーマルな服装が必要な職場も存在します。どちらの場所でも対応できるような白いワイシャツは、多くのビジネスマンに重宝されています。

また白色は無彩色といって色相や彩度を持たない色なので、どんな有彩色とも合わせやすいのが特徴。そのためさまざまなスーツに合わせやすいといえるでしょう。これらの白いワイシャツが選ばれる理由を詳しく解説します。

誠実さや清潔感がある

スーツスタイル全体の印象を左右するといっても過言ではないワイシャツには白や青、ピンクなどさまざまなカラーがあります。その中でもダントツで人気を誇るのが白です。白いワイシャツが選ばれる理由は、誠実さや清潔感を相手に与えるためです。見た目の第一印象は大切で、仕事をする際に見た目が悪いと信用されなかったり、不快な気分を与えることもあります。

そこで白いワイシャツを着るとスーツとのコントラストがはっきりするため、誠実で爽やかな印象につながります。しかし白は少しの汚れでも目立つため、洗濯やクリーニングなど小まめな手入れには注意しましょう。シワも目立つのでアイロンをかけることや、シワになりにくい材質を選ぶのもひとつです。材質については後述するので確認してくださいね。

誠実さや清潔感を与える点では、リクルートスーツにも白いワイシャツがマナーです。カジュアルな服装の職場が増えてはいますが、カラーのシャツを着ると偉そうだと思われる可能性もあります。第一印象で評価をさげてしまうと、そのあとの面接で評価を取り戻すのもむずかしいケースもあるでしょう。見た目については事前準備していればカバーできるポイントなので、白いワイシャツで臨むことを意識しましょう。

さまざまなスーツに合わせやすい

白色は無彩色であるため、さまざまな色のスーツと合わせやすいのが特徴的です。とくにビジネスマンによく選ばれる黒に近いダークネイビーや、チャコールグレーといったダークスーツを引き立てる効果が期待できます。ネクタイとの相性は考える必要がなく、どのようなネクタイにも合わせやすいよさもあります。そのためバリエーションを自然と増やすことも可能です。

カラーシャツとなるとほかの色味とのバランスを考えたり、バリエーションも限定されるといった使いづらさがあります。そのために新しくスーツや周りのアイテムを買うといった、コスト面の負担になることもあるでしょう。その点では白いワイシャツがあればスーツやネクタイの数も抑えながらもバリエーション豊かに、ファッションを楽しむことも可能です。

ワイシャツの柄による特徴の違い

春夏になるとジャケットを脱ぐ機会も多いため、ワイシャツの柄も重要です。ここでは無地、チェック、ストライプ、ドット柄の代表的な柄について解説します。それぞれの柄によって与える印象が変わったり、適したシーンも異なります。特徴を押さえて、シーンによって使い分けられるようにしましょう。

無地

ビジネスシーンで着用する機会が多いのが、無地のワイシャツです。柄に迷ったときは、無地を選ぶと失敗しません。特徴がないため、主張しすぎることもなく、場所を選ばず着用できるというメリットがあります。

チェック

比較的カジュアルな印象を与えるのがチェック柄で、相手に安心感を与えることができます。チェック柄の中にもさまざまな種類がありますが、ギンガムチェックやブロックチェックといった色数の少ないものがビジネスシーンにおいて使いやすいです。また、チェックの格子が大きくなるほどカジュアル感が強くなるため、なるべく格子が小さいものを選ぶとよいでしょう。

また、窓ガラスの枠のように、細い四角が白の上に描かれたウィンドーペーンという柄もビジネスシーンで人気が高いです。無地のネクタイとの相性もよく、カジュアルかつきちんと感が演出できます。

ストライプ

縦のラインが施されたストライプは、スマートかつシャープな印象を与える柄です。柄があるとカジュアルになりがちな白いワイシャツですが、ストライプの場合は洗練されたイメージになるため、ビジネスシーンで着用されることが少なくありません。

同じストライプでも、ラインの幅や太さで名前が異なり、イメージも変わってきます。ラインが細い方がクリーンな印象になるのです。

ドット

水玉とも呼ばれるドットですが、丸の大きさによって印象を変えることが可能です。カジュアル感を全面に出したいときには丸が大きいデザインを、フォーマルな雰囲気を演出したいときには丸が小さいデザインを選んでください。ビジネスシーンで着用するのであれば、ピンドットと呼ばれるものを選ぶとよいでしょう。

ワイシャツの主な素材

ワイシャツは素材によってそれぞれ特徴が異なります。素材によっては高級感のある上品な見た目にも変わります。また素材によって通気性など機能が異なったり、着心地が異なります。自分が着ていて心地よく感じるものや、楽しくなれる素材を選ぶことも毎日着るスーツを楽しむにはおすすめです。ここでは3つの素材を取り上げているので、どのような特徴があるのかを素材ごとにみていきましょう。

綿

綿はほどよい光沢感と柔らかい肌触りが特徴の素材です。吸湿性や保温性、通気性に優れており、天然素材という安心感もあります。繰り返し洗濯をしても劣化しにくく、熱に強いという性質ももっているため、クリーニングの高圧プレスでのダメージも受けにくいです。その一方で、シワになりやすく、洗濯すると縮みやすいという欠点もあります。そのため、ビジネスシーンで着用するのであれば、アイロンがけやクリーニングが必須です。中には綿100%の形態安定シャツもあるため、選択肢の一つに入れてみるのもよいでしょう。

ポリエステル

化学繊維の一つであるポリエステルは、シワになりにくく軽く丈夫で縮みにくいのが特徴です。光沢が美しく、ビジネスシーンやフォーマルシーンにおける白いワイシャツでは、ポピュラーな素材となっています。また、綿と混紡したワイシャツも多く見られます。形態安定シャツの多くもポリエステルが素材となっており、アイロンがけが楽です。ただし、綿と比較すると通気性や吸湿性が劣ってしまうのがデメリットの一つです。熱に弱いため、アイロンがけをするときには当て布が必要です。静電気を帯びやすく、人によっては肌触りがチクチクすることもあります。

リネン

リネンは丈夫な天然素材です。ハリとシャリ感が特徴で、さらっとした着心地で暑い季節にぴったりです。生地の目が粗いため蒸れにくく、濡れても乾きやすいのが特徴です。ただし、綿に比べると縮みやすくシワになりやすいという欠点があります。とくにリネン100%の生地は、パリッとした印象にはなりにくく、カジュアルなシーンで着用することが多いです。中には綿との混紡素材を使ったビジネス用のシャツや、襟がしっかり作られたタイプなどもあるため、シーンに応じて適切なものを選びましょう。洗濯すると縮む傾向にあるため、ゆったりしたサイズのシャツを購入してください。

白いワイシャツに着る下着の選び方

ここでは白いワイシャツの下に着る、下着の選び方について解説します。下着にも何種類か色味がありますが、選ぶ色によってはワイシャツから透けて見えるのが難点。そこでおすすめの下着の色を紹介しています。スマートな着こなしには下着のネックライン(襟の形状)も大切になるので、解説していきます。

下着の種類と機能について

日本ではワイシャツの下には下着を着るのがマナーですが、下着にも種類があります。下着には半袖、長袖、タンクトップ、ノースリーブとありますが、1年を通して着られて便利なのは半袖です。冬は少し肌寒さもあるかもしれませんが、種類を増やすとその分の保管スペースなどの管理もたいへんです。

タンクトップやノースリーブは襟や袖口は折り返して縫うので縫い目が目立ち、ビジネスには適していません。また脇汗によって汗ジミができるのも不格好で、不快感を与える可能性もあります。

下着を着用しないで肌の上から直接ワイシャツを着てしまうと、とくに夏場などは汗で肌が透けてしまいます。見る人に不快感を与えないことはビジネスのうえでは大切なマナーです。また下着によって汗を吸い取って菌の繁殖を防ぐ効果もあります。臭いにも配慮が必要なので下着は着用するようにしてください。

下着が透けないベージュ色がおすすめ

ビジネスで着る際の下着は白、ベージュ、グレーの3種類がオーソドックスなカラーです。黒色が好きで黒の下着を着る人もいるかもしれませんが、黒色は白いワイシャツから透けてしまうのでおすすめできません。透けないことがビジネス上のマナーであり、透けてしまうと一般常識がない人だと思われたり、だらしない印象を与えることもあります。

そこで白色の下着が透けないと思う人がいるかもしれませんが、日本人の肌の色に近いベージュ色がもっとも透けません。ベージュとなると少しおじさん臭いイメージを抱かれるかもしれませんが、透けないといった観点からはベージュ色を選ぶことをおすすめします。ベージュに次いで透けない色はグレーで、グレーを好む人もいるでしょう。このことからオーソドックスなカラーのなかでは、白色の下着がもっとも透けやすい色です。とくにジャケットを脱ぐ機会が多い季節などは、下着の色に注意しましょう。

おすすめのネックラインはVネック

ワイシャツからはみ出ないといった観点から考えると、下着のネックラインはVネックがおすすめです。透けるのと同様に首元から下着が見えてしまうと学生のような雰囲気になり、スマートには見えません。そこでVネックであれば、一番上のボタンが外れていてもはみ出すことはありません。一日中最上段のボタンを締めてネクタイを着けるような場合であれば、丸首の下着でも構いません。しかし最近では冬場でもネクタイも外す企業も増えているので、そういったことも考えるとVネックがおすすめです。クールビズのシーズンはとくにボタンを外す機会が増えるので、ネックラインの形状にも注意しましょう。半袖のワイシャツを着る際には袖から下着がはみ出ないかもポイントのひとつです。

ワイシャツの選び方とは?クールビズも解説!

ここではワイシャツの選び方について解説します。ついデザインだけで決めてしまいがちですが、場面によっては失礼にあたる場合があります。また体型もそれぞれ異なるので、自分の体にあったサイズがスマートに着こなすコツです。サイズが合っていないと不格好になり、相手からの印象も悪くなります。そこでサイズ選びについて詳しく解説します。また夏場に着るクールビズの選び方も紹介します。

サイズ選びが重要

ついついおしゃれなデザインのワイシャツに目が行きがちですが、ワイシャツはサイズに気を付けて選ぶことが大切です。カジュアルシャツの場合、サイズはMなどの表記となっていますが、ワイシャツの場合は表記が異なります。これは、ワイシャツが首回りと背縫いから袖口までの長さを表す裄丈を基準に、全体のサイズを作っているためです。そのため、測るポイントはいくつかありますが、ひとまずは首回りと裄丈のサイズさえ押さえておけば自分の体型に合ったベストなワイシャツが選べます。

首回りのサイズは、実測した長さよりも2~3cm大きいものを選んでください。ビジネスシーンでワイシャツを着用する際には、ボタンを一番上まで留めてからネクタイをすることが多いです。そのときに首回りがきついと、窮屈な印象を与えるだけでなく、きつくて動きづらいということになりかねません。しかし、あまりにもゆとりがありすぎると、逆にだらしない印象になってしまうのです。そのため、実測値よりプラス2~3cmのサイズのワイシャツを選びましょう。

裄丈は、実測した長さからプラス2~4cmのものを選ぶとぴったりです。これは、ジャケットを着たときに少し袖がはみ出る長さであり、はみ出すことでスーツの見栄えがよくなります。さらに、腕の曲げ伸ばしが楽におこなえ、ツッパリ感がないというメリットもあるのです。

またビジネスで着用する場合、ワイシャツの襟のサイズ・デザインも相手に与える印象を大きく左右します。「レギュラーカラー」「ワイドカラー」「セミワイドカラー」のような、基本のスタイルを選ぶのがよいでしょう。

クールビズは長袖を選ぶ

クールビズにももちろん白いワイシャツが活躍します。企業によって色々な規則がありますが、基本的なクールビズの着こなしマナーを解説します。クールビズのときは、ワイシャツの第一ボタンを閉めません。そのため、下着は深めのVネックを着用し、襟元から見えないようにしてください。

クールビズを選ぶ際は、半袖ではなく長袖を選ぶのもポイントです。フォーマルな場所に行く場合はジャケットを羽織りますが、半袖で羽織るとジャケットにダメージを与えてしまいます。袖元の印象も美しくないため、長袖を着用しましょう。

また、ノーネクタイでも襟元がだらしなく見えない襟型を選ぶことが重要です。クールビズ用のワイシャツを選ぶと、ボタンやホックで首元が固定できるようになっており、襟を美しく保つことができます。ボタンダウンやスナップダウン、クレリックといったタイプのワイシャツがクールビズにぴったりです。

スーツの色別!合わせたいワイシャツの色柄は?

ここまでワイシャツの基本的な部分についてご紹介しました。では主流となるスーツカラーごとに、どんな色柄のワイシャツを合わせるのがよいのか見ていきましょう。現在主流のスーツカラーは以下の3色です。

・ネイビー

・ブラック

・グレー

それぞれ合わせたいワイシャツの色柄を解説します。

ネイビーのスーツに合わせたいワイシャツの色柄

ネイビーはビジネス、就活の定番とされているスーツカラーのひとつ。非常に幅広いアイテムと合わせやすく、幅広いコーディネートが可能なのがポイントです。そんなネイビーのスーツは、以下の色のワイシャツと合わせるのがよいでしょう。

・白

・サックスブルー

・ピンク

白:どこにでも着ていける定番のチョイス

ネイビーのスーツに白いワイシャツを合わせるのは、まさに「どこにでも着て行ける」定番のコーディネートと言えるでしょう。ネイビーが与える知的さ・誠実さといった印象に、白いワイシャツが与える真面目さ・清潔感がプラスされ、誰が見ても違和感のない、プラスの印象を受ける組み合わせです。柄は基本的には無地を選ぶのがおすすめですが、ちょっとカジュアルに崩したいならドット柄、ビジネス感をしっかりキープしつつ細身に見せたいならストライプを選ぶのがおすすめ。ストライプを選ぶ場合は細めのブルーまたはネイビーのラインが入った、スーツと統一感が出るものを選ぶとよいでしょう。クールビズでブルージャケットと合わせるのももちろんOKです。

サックスブルー:ネイビーとのコントラストが魅力的

ネイビーのスーツには、同じくブルー系の「サックスブルー」のワイシャツがよく合います。ブルー系で統一感を持たせつつも色の濃淡でコントラストをはっきりさせた、非常にオシャレにまとまるコーディネートです。爽やかさや清潔感を全面的に押し出したいなら、ネイビースーツと合わせるのはサックスブルー1択と言っても過言ではないでしょう。とくにクールビズでどうしてもスーツやジャケットを着なければいけないシーンで使いたい、周囲に涼し気な雰囲気を与えられる組み合わせです。こちらも柄は無地をベースに合わせていくのがおすすめですが、ダークブルーもしくはネイビーのストライプが入るとさらに統一感が出ておすすめ。爽やかな着こなしを目指すなら、ネイビースーツ×サックスブルーワイシャツの組み合わせを積極的に取り入れてみましょう。

ピンク:春に取り入れたいカラー

ネイビースーツとピンクワイシャツの組み合わせは、「桜」のようなイメージから非常に春らしさを感じられます。スーツにピンクのワイシャツというと、抵抗がある方も少なくないかとは思いますが、ネイビーのもつ「誠実さ」「知的さ」の印象とピンクの「優しさ」「温かさ」といったイメージが合わさり、「信頼できる、相談しやすいビジネスマン」のようなイメージを与えられるのがポイントです。ピンクのワイシャツを合わせる場合は、ネイビースーツを薄めのストライプにして、ワイシャツは無地にするのがおすすめ。ピンクを柄物にすると少々ワイシャツの主張が強くなってしまうので、ビジネスでは柄物は避けた方がよいでしょう。ぜひ3~5月の春シーズンをメインに取り入れてみてください。

ブラックのスーツに合わせたいワイシャツの色柄

ブラックのスーツは、ネイビーのスーツと並んでビジネスや就活の定番とされるスーツカラー。光沢感のないブラックスーツは、冠婚葬祭などのシーンでも着用されます。ブラックのスーツには以下の色のワイシャツを合わせるのがおすすめです。

・白

・サックスブルー

白:フォーマル感を前面に押し出すならこれ

白は非常にフォーマル感の出る、「ドレスシャツ」とも呼ばれるカラー。フォーマル感の出る白いワイシャツと、フォーマルスタイルの基本とされるブラックのスーツは相性バツグンです。ただし礼服や喪服のような「かっちり感」が出るのは否めないので、スーツかシャツのどちらかに柄を取り入れるのがおすすめ。スーツに柄を取り入れる場合はシャドーストライプのような、落ち着きがありつつもオシャレな柄を取り入れるのがよいでしょう。シャツに柄を取り入れる場合は、ブラックかグレーの細いラインが入ったストライプがおすすめです。白・黒・グレーを基調とした「モノトーンコーデ」を意識するとオシャレに着こなせるでしょう。

サックスブルー:清潔感を前面に出せるカラー

ブラックのスーツは、先述した「モノトーンコーデ」を意識した組み合わせのほか、サックスブルーとの組み合わせも相性がいいです。黒と淡いブルーの濃淡がメリハリのあるコーデを成立させるので、非常に高い「オシャレ感」を感じられます。ビジネスにおいて重要な清潔感を前面に出せる点もポイントでしょう。サックスブルーのワイシャツの柄は無地のほか、ブルー・ネイビーの線が入ったストライプ柄や、白・ブルーと組み合わせたドット柄がおすすめ。ドット柄を上手に着こなせれば、周囲からも一目置かれる存在になれますよ。グレーなどのダークトーンのネクタイをあわせてモノトーン調を残したり、ダークブルーやネイビーのネクタイでワイシャツとの統一感を作ってみるのもおすすめです。

グレーのスーツに合わせたいワイシャツの色柄

グレーのスーツは、カジュアル感のある「ライトグレー」から、ブラックに近くビジネスシーンにもっとも取り入れられる「チャコールグレー」さらにはカジュアル・ビジネスどちらにも対応できる、中間色の「ミディアムグレー」と、一概にグレーと言っても幅広いカラーバリエーションがあるのがポイントです。グレースーツの種類別に、合わせたいワイシャツの色を見てみましょう。

ライトグレースーツにはサックスブルーのワイシャツがおすすめ

カジュアル感のあるライトグレースーツは、サックスブルーのワイシャツで清潔感とフォーマル感をプラスするのがおすすめです。カジュアルに寄せ過ぎないコーディネートで、ビジネスでも使えるまとまりを演出できます。ライトグレースーツに十分なカジュアル感があるので、基本的には無地がおすすめ。柄が欲しいなら、ワイシャツではなくネクタイに取り入れるとよいでしょう。

ミディアムグレースーツにはピンクのワイシャツがおすすめ

カジュアル・ビジネスどちらも対応できるミディアムグレースーツには、人当たりのよさを演出できるピンクのワイシャツがおすすめです。「堅いビジネスシーン」以外なら、どんなシーンでも相性よく着こなせるのがポイント。ピンクに柄を入れると少々派手になってしまうので、スーツにシャドーストライプを入れるなどの工夫をするとオシャレにまとまるでしょう。

チャコールグレースーツには白・サックスブルーがおすすめ

ビジネスの定番カラーであるチャコールグレースーツには、同じく定番カラーである白いワイシャツを合わせるのがおすすめです。どんなにお堅いビジネスシーンでも絶対にハズさない組み合わせで、どこにでも着て行けるのがポイントでしょう。そこまで堅くないビジネスシーンにはサックスブルーのワイシャツを合わせて、若干のカジュアル感を加えると「お堅いビジネスマン」にならないで済みます。バッグをブラウンにするなど、他のアイテムでカジュアル感をプラスしてみるのもおすすめ。シーンに応じて使い分けてみてください。

白いワイシャツに合うスーツとは

白いワイシャツに合うスーツについて考えてみましょう。白いワイシャツは万能型であり、あらゆるスーツと相性のよいシャツです。そのなかでもグレーのスーツと合わせた際や、素材感のあるスーツでもスマートに決まります。それらの理由について確認してみましょう。

白いワイシャツは万能型

ビジネスの定番ワイシャツともいえる白いワイシャツについて、もう少し深掘りしてみていきましょう。白いワイシャツは、基本的にどんな色のスーツやネクタイとも合います。そのため、ワイシャツとの組み合わせではなく、ネクタイの色や柄とスーツの色の組み合わせを考えてコーディネートするとよいでしょう。

ビジネスマンに人気の高いネイビーのスーツと白いワイシャツを組み合わせると、フレッシュなイメージを与えることができます。王道のスタイルでもあるため、1着は持っておくとよいでしょう。また使い勝手のよいストライプ柄のネクタイとも相性がよいシャツです。

ほかにも無地のネクタイであれば、同じネイビー系を選ぶことで統一感を演出することができます。細かい柄やはっきりとした色のネクタイはアクセントとして上品さをプラスしてくれます。

グレースーツと白いワイシャツの組み合わせは、自分の個性を表現したい人にぴったりです。インパクトの強い赤などのネクタイを選ぶことで、色味のよさを引き立てることができ、バランスも整います。また、スーツと同じグレー系のネクタイを選ぶとシックな印象を演出することが可能です。ダブルスーツの場合は、濃い色味のネクタイを選ぶことでクラシカルな雰囲気でまとまります。

ブラウンや素材感のあるスーツにもおすすめ

そのほか、ブラウンや素材感のあるスーツでも白シャツは合わせやすいです。ブラウンのスーツは渋さが特徴なので、無地の白シャツとの相性がよいです。無地の白シャツのシンプルさがすっきりした印象に仕上げてくれます。また、重厚感のあるツイードなどの素材のスーツは派手な印象になりがちですが、白いワイシャツを着ることでその派手さを抑え、おしゃれに決まるのです。

このようにあらゆるスーツと相性よく決まるシャツでもあるので、これまでにチャレンジしてこなかったスーツと合わせるのもよいかもしれません。

毎日着るスーツだからこそ、少し変化を加えておしゃれをすると、仕事へのモチベーションにつながることもあるでしょう。おしゃれな着こなしをしていると取引先などにも印象を残し、仕事がしやすくなるかもしれません。さまざまなネクタイやスーツとの組み合わせを、楽しむことをおすすめします。

白いワイシャツの料金相場は?

デパートの場合、2000~4000円程度が相場となっており、ファストファッションブランドもこの価格帯に入ります。デザインがベーシックなので、初心者でも合わせやすく、リーズナブルな価格帯なので普段使いにぴったりです。スーツ専門店の場合は4000~6000円程度が、オーダーの場合7000~1万円程度が相場となります。1万円以上になると素材そのものの品質が断然よくなり、光沢や繊細な風合いなど生地自体のよさを楽しむことが可能です。

このように料金相場に値段の違いがありますが、シーンに応じて使い分けることをおすすめします。オーダーなどの価格が少し高いものは、その分材質にこだわることができるので、上品な着こなしにつながります。そのため大事なプレゼンテーションや会議、会食の場などのために、オーダーシャツを持っておくことをおすすめします。

オーダーなら高品質な白ワイシャツに!

オーダーであれば、高品質な白ワイシャツを購入することができます。SADAのオーダーシャツは好みの素材や色柄から好きなものが選べ、その種類は100種類ほどにも及びます。素材は全部で3種類です。綿50%ポリエステル50%の生地は、シワになりにくく、自宅での洗濯が可能です。また、形態安定加工のため、お手入れも簡単です。綿100%の生地は、肌触りが柔らかく上品な風合いが特徴となっています。綿100%のハイクラス生地は、80番手双糸と100番手双糸を使用しているのが特徴です。ベーシックな色柄が揃っています。

そのほか季節で変わるシーズン生地もあり、柄のバリエーションも豊富なので、白シャツでもこだわりをとことん追求することが可能です。

生地や柄だけでなく、襟やカフス、ポケットなど細部までこだわれるのもオーダーメイドならではのよさです。襟型は30種類以上あり、前立てや表前立て、背タックも両サイド、外箱、無しから選択できます。また、オプションでネーム刺繍やセレクト裏地、ボタンホール色糸指定なども可能です。既製品よりも長持ちしやすいというメリットもあります。

SADAの白いワイシャツを着こなそう!

SADAのオーダーシャツなら、7000~1万円程度の価格で高品質で自分にぴったりな白いワイシャツを購入することができます。白いワイシャツはビジネスシーンで定番であり、1着は持っておきたいアイテムです。また、スーツスタイルをおしゃれでスマートに見せてくれるアイテムでもあります。そのため、出番が多く繰り返し着用しても長持ちするシャツを購入する方が経済的です。また、定番のアイテムだからこそ、ネーム刺繍を入れたり、自分好みの生地や柄を選んだりと、こだわることで周囲と差をつけることができます。

また体を採寸してシャツをつくるため、自分の体にフィットしたシャツを作ることが可能です。シャツだからといって私服のように安易にサイズ選びしてしまうと、体にフィットしていないシャツを着る羽目になります。サイズが小さすぎると苦しそうな印象を与えてしまいますし、大きすぎてもダブついてしまってスマートには見えません。その点、オーダーシャツであれば体にぴったりのサイズで着られるので、スマートな見た目になります。

このようにオーダーシャツであれば高品質で自分好みのシャツが作ることができて、なおかつ自分にフィットした着心地のよいものが手に入ります。もし材質などの知識がなく、自分にどういったシャツが合っているかわからない人は、気軽にオーダースーツSADAへお越しください。経験豊富なスタッフが好みに合わせて、おすすめのシャツをアドバイスします。公式サイトからお近くの店舗を予約してもらうとお待たせすることもないので、おすすめです。

白ワイシャツは白をベースにしつつ、「チェック」や「ストライプ」など柄が入ったものがたくさんあります。チェック柄をビジネスで着こなすなら、格子のサイズが小さめの「ギンガムチェック」や「ブロックチェック」「ウィンドーペーン」がおすすめです。ストライプは細めのラインならビジネスシーンにもピッタリ。スタイリッシュな着こなしを実現します。ドット柄も同様に小さい柄を選べばビジネスでも着られますよ。「ピンドット」と呼ばれる非常に細かいドットがおすすめです。素材は主に「綿」「ポリエステル」「リネン」の3種類。綿は熱に強く通気性が高いので、夏におすすめです。加工方法によっては保温性にも優れているので、冬にも着用できます。ポリエステルは光沢があるので、ビジネスシーンに最適でしょう。リネンはさらっとした着心地で、蒸れにくく夏に最適な素材です。いずれのワイシャツも、実寸値より2~3cmほど大きい首回りと、2~4㎝ほど長い裄丈に合わせることをおすすめします。スーツはなんでも合うので、フレッシュな印象を与えたいならネイビー、個性を出したいならグレーなど選び分けてみましょう。オーダーシャツを作ってみるのもおすすめですよ。コーデの相談もできるので、ぜひ「オーダースーツSADA」の店舗へご来店ください。