スーツのベストの選び方と着こなし|色違い(オッドベスト)のマナーとシーン別コーデのアイキャッチ画像
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スーツのベストの選び方と着こなし|色違い(オッドベスト)のマナーとシーン別コーデ

スーツスタイルに欠かせないベストは、スーツと同じ生地で仕立てる正統派の着こなしから、あえて色や柄を変える「オッドベスト」まで、幅広い楽しみ方ができるアイテムです。しかし、スーツ初心者の場合「どんな色のベストを選んだらいいか分からない」「逆に不自然な印象になってしまう」など、オッドベストの合わせかたに悩む方もいるでしょう。そこで本記事では、ベストの基本知識やオッドベストのマナー、選び方のポイントなどを詳しく解説します。ビジネス・結婚式・セレモニーなど、シーン別の着こなしのコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

スーツのベストとは?種類と役割

スーツのベストとは?種類と役割

ベストとは、ジャケットの下、シャツの上に重ねる袖なしの上着のことです。ベストの役割は、おおむね以下の2つです。

  • フォーマル性を高める
  • 体温調節をしやすくする

ベストの有無により、同じスーツ・シャツでもフォーマル性は大きく変わります。

かつてワイシャツは肌着に近い扱いだったため、ベストはその肌着姿を隠す欠かせない一枚でした。この名残から、現在でもベストを重ねること自体が、きちんと感の演出につながります。

また、ベストによって期待できる「シルエットを整える効果」も、フォーマル感を後押しする要素といえるでしょう。ジャケットの下にベストを重ねることで胴回りのラインが自然に補正され、ある程度体型をカバーできる結果、スッキリとした印象に仕上がります。

なかでもダブルベストはよりフォーマル度の高いデザインです。年齢が若いうちはシングルベストでも十分ですが、襟付きを選ぶと落ち着きや貫禄が加わります。

体温調節にも、ベストは役立ちます。ビジネスシーンでは、温かな着心地と見た目の自然さを両立させるのがコーディネートのポイントです。

ジャケットの内側に響きにくい薄手のウール素材は、羽織ったときの窮屈感やもたつきを防げるのでビジネスシーンで扱いやすいでしょう。ダウン素材も保温性は期待できますが、ややかさばりがちなものが多い印象です。

ベストのサイズ感は着る人の体格によって見え方の差が出やすいため、購入前に実店舗で試着し、ジャケットとの重なり方を確認しておくと安心です。

スーツにベストを合わせるメリット

スーツにベストを合わせるメリット

次は、ベストを着用する3つのメリットを詳しく解説します。

おしゃれなコーディネートと体型カバー

ベストは見た目のおしゃれさだけでなく、体型カバー効果もあります。

細身体型の方は、Vゾーンが浅めのベストを選ぶことで、胸元に厚みと立体感が生まれ、たくましい印象に仕上がります。反対に、ふくよかな体型の方はVゾーンが深めのベストを選ぶと、縦のラインが強調されスッキリとした印象を与えられるでしょう。

年齢とともにお腹周りが気になる方でも、ベストを着用することで胴回りの補正効果がはたらき、手軽にスタイルアップできます。ただし、サイズがきついものを選んでしまうと、逆に窮屈さや厚みが目立つ原因にもなるでしょう。その時々に応じたジャストサイズを選ぶことが、自然な体型カバーのポイントです。

体温調節とジャケットの着脱

ベストは着脱することで手軽に寒暖差に対応できるという、機能面でのメリットもあります。コートを着るほどでもない、少し肌寒いときなどは特に重宝するでしょう。

夏は薄手素材のベストで涼しく過ごし、冬はウールなどの厚手素材のベストで防寒するなど、素材を変えるだけで気兼ねなく体温調節できます。

また、ベストを着用していればジャケットを脱いでも基本的にはマナー違反にはあたらないため、ジャケットの着脱による体温調節効果も期待できます。

さらにベストがあればジャケットを脱いだ後もフォーマルさが損なわれないため、多様なシーンで品格のある装いを楽しめるでしょう。

シワや型崩れの防止

ベストを着用することで、ジャケットを脱いだ際も装いがだらしなく見えにくくなります。

シャツのシワやパンツのウエスト周りのたるみを自然にカバーできるため、長時間のデスクワークや移動が多い時にベストを取り入れることで、清潔感のある装いを維持できるでしょう。

見た目上のメリットだけでなく、シャツやパンツのシワや型崩れを防ぎやすくなることから、各アイテムの経年劣化を防ぐ効果も期待できます。

▶︎スーツのベストをおしゃれに着こなすには?単体でも使える。ベストをオシャレに着こなすポイントをご紹介

オッドベスト(スーツとベストの色違い)とは?

オッドベスト(スーツとベストの色違い)とは?

オッドベストの基本知識や、オッドベストならではの魅力について詳しく見ていきましょう。

オッドベストの定義と歴史的背景

「オッド」には「揃っていない、半端な」という意味があることからも分かるように、オッドベストとはスーツの上下とお揃いではない、色や柄が異なるベストのことを指します。

オッドベストのルーツは、スリーピーススーツの原型が生まれた17世紀頃のイギリスにあるとされています。当時はスリーピーススーツが一般的でしたが、以降実用性と装飾性を兼ね備えた単独のベストが徐々に親しまれるようになり、現在のオッドベストの形が確立したといわれています。

スーツとベストの生地や色柄が違っても、場違いになったりマナーにそぐわなかったりしない限り問題はありません。カジュアルなシーンであれば、あえてスーツと色違いのベストを選ぶことで、自由度の高いファッションを楽しむこともできるでしょう。

スリーピーススーツとの違い

ジャケット・パンツと別に単品でベストを組み合わせるスタイルと、ジャケット・ベスト・パンツを同じ生地で仕立てる「スリーピーススーツ」とは、次のような違いがあります。

ベスト単品での着用スリーピーススーツ
生地の統一有無ジャケット・パンツとは異なる生地・色柄を選べるジャケット・ベスト・パンツすべて同じ生地で統一
フォーマル度カジュアルダウンしやすく、シーンに応じて調整しやすい統一感があり、フォーマル度が高い
着回しやすさ手持ちのジャケットやパンツと自由に組み合わせられ、着回しの幅が広い3点セットのため単品使いは難しく、着回しの自由度は低い

2つのスタイルは、目的に応じて選ぶことが大切です。自由な色柄の組み合わせを楽しみたいならベスト単品、統一感と格式を求めるならスリーピーススーツが適しているといえるでしょう。

オッドベストが与える印象

スーツと同素材ではないオッドベストは、取り入れるだけで一気にこなれ感が上がり、おしゃれ上級者の印象を与えやすいアイテムといえます。

ジャケット・パンツとのコントラストによりコーディネートにメリハリが生まれ、さりげなく個性も演出できるでしょう。適度な遊び心を加えつつも、色味や素材選びに気をつければ、上品で知的な雰囲気を保てる点もオッドベストならではの魅力です。

さらに、ベストを着用することで縦のラインが強調され、全体のシルエットをスッキリと美しく見せる効果も期待できます。

オッドベストを上手く活用することで、スーツスタイルに手軽に奥行きを与えられるでしょう。

スーツとベストの色違いはマナー違反?基本の考え方

スーツとベストの色違いはマナー違反?基本の考え方

オッドベストは上手く合わせれば、ビジネスシーンや冠婚葬祭の場にも応用できる汎用性の高いアイテムです。しかし、着用時の基本的なルールを押さえておかないと、場合によってはマナー違反と捉えられてしまうこともあるため注意しましょう。

オッドベスト着用時に気をつけたい基本マナーについて、詳しく解説します。

ビジネスシーンでの許容範囲

基本的には、オッドベストはビジネスの場で着用しても問題ありません。ただし、オッドベストは「カジュアルアップ」として許容されることが多いため、業界やシーンによってはTPOに応じた判断が必要です。

保守的な業界に所属している方や、取引先と重要な商談を行う場合にベストを着るなら、スリーピーススーツを選ぶのが無難といえるでしょう。

スリーピーススーツはフォーマル度の高いアイテムなので、固い雰囲気の場にも違和感なく馴染みます。グレーやダークネイビーなどの落ち着いた色合いのスリーピーススーツを選べば、より洗練された印象を与えられるでしょう。

フォーマルシーン(結婚式・セレモニー)での注意点

オッドベストはスーツの着こなしに華やかさを添えますが、フォーマルシーンでは配慮が欠かせません。

結婚式のゲストとして着用する場合、披露宴では明るめの色や上質な素材で華やかさを出しても問題ありませんが、新郎新婦より目立たない、控えめなデザインを意識しましょう。

入学式・卒業式などの式典では、主役である子どもを引き立てることが最優先です。過度に華美な色柄は避け、スーツと調和する落ち着いたオッドベストを選ぶことで、式典の場にふさわしいスタイリッシュなスーツスタイルに仕上がるでしょう。

同じスーツでも、ボタンの留め方ひとつで印象は大きく変わります。結婚式でのボタンの留め方を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

▶︎結婚式でベストを着るマナー|スリーピーススーツの選び方とボタンルール

弔事(通夜・葬儀・法事)でのベストの扱い

弔事(通夜・葬儀・法事)では、ブラックフォーマルが基本です。ベストを重ねること自体が軽い印象を与えてしまうため、喪主・参列者を問わず着用は控えるのがマナーとされています。まして色柄の異なるオッドベストは、なおのこと避けるべきでしょう。

ただし、案内状に「平服でお越しください」と記載がある場合は例外です。これは普段着ではなく略喪服を意味するため、ベストの着用が許容されるケースもあります。

判断に迷う場合は、ジャケット・パンツのみのシンプルなブラックスーツを選んでおけば、まず失敗はありません。落ち着いた印象を保ちつつ、どのような弔事の場でも失礼のない装いに仕上がるでしょう。

ベスト着用の基本マナー

オッドベストに限ったことではありませんが、ベストを着用する際は「アンボタンマナー」を意識しましょう。アンボタンマナーとは、ジャケットにも共通する「一番下のボタンを留めない」というスーツ着用時の基本ルールです。

これを守ることで、スーツに余計なシワが入ることを防ぎ、どんなシーンでもシルエットを美しく保つことができます。シングル・ダブル、ボタン数に関わらず適用されますが、裾がスクエア型のベストのみ例外で、この場合は全留めが一般的です。

また、ベスト着用時のジャケットのボタンは基本的に開けてOKです。ベストが引き立ち、こなれた雰囲気を演出できます。もしボタンを留める場合は、上述の通りアンボタンマナーを守りましょう。

このほか、シャツの襟先はベストで隠すのがスマートです。だらしない印象を与えないよう、全体のバランスが程よくまとまるワイドカラーやセミワイドカラーのものを選ぶのがおすすめです。

ベストは、チョッキやウェストコートと呼ばれる場合もあります。呼称の違いについては、以下の記事もご覧ください。

▶︎チョッキとベストの違いとは?スーツにおけるベストのNG例・着こなし方を解説

オッドベストの選び方・着こなしのポイント

オッドベストの選び方・着こなしのポイント

次は、オッドベストの具体的な選び方と、着こなしのポイントを詳しく見ていきましょう。

失敗しない「色」の選び方

オッドベスト初心者の方は、スーツとベストを同系色でまとめるといいでしょう。例えば、ネイビー×ブルー、濃いグレー×薄いグレーなど、色味や明度に差をつけることで、落ち着きのある上品な印象に仕上がります。

オッドベストの着こなしに慣れてきたら、ネイビー×ベージュ、チャコールグレー×ホワイト系などの反対色を使い、メリハリのあるコーディネートに挑戦するのもおすすめです。

配色は「明度差2段階」「色数は3色以内」を基本とし、スーツ・シャツ・ネクタイ・ベスト全体の色数を絞ると、洗練された印象のスーツスタイルに仕上がります。

スーツスタイルの定番カラーであるグレーのベストについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

▶︎グレーのスーツベストを着用!選び方や着こなし方のポイント

魅力を高める「素材・柄」の選び方

素材と柄選びに気をつけることで、オッドベストの魅力をさらに格上げできるでしょう。素材の選び方の基本は、スーツと同素材のものをチョイスすることです。

春夏はサラッとしたトロピカルウール、秋冬はツイードやフランネルなどを選ぶと、コーデ全体が高見えします。

柄を取り入れる場合は、無地スーツ×柄ベストが王道といえるでしょう。チェックやストライプ、ヘリンボーンなどの控えめな柄を面積の小さいベストで取り入れるとバランス良くまとまり、個性もプラスできます。

光沢素材や派手すぎる柄は場合によってはマナー違反と捉えられることもあるため、ビジネスシーンやフォーマルな場では注意しましょう。

Vゾーンを魅力的に見せる

ベストを着こなすうえで重要なのが、Vゾーンの見せ方です。

細身体型の方は、Vゾーンが浅めのベストを選ぶことで、胸元に厚みと立体感が生まれ、たくましい印象に仕上がります。反対に、ふくよかな体型の方はVゾーンが深めのベストを選ぶと、縦のラインが強調されスッキリとした印象を与えられるでしょう。

ネクタイ・シャツ・ベストの色や素材の重なりにも意識すると、奥行きのあるVゾーンが完成し、全体のバランスが格段に上がります。

特に結婚式やパーティーでオッドベストを取り入れる際は、色選びが重要です。おすすめはシルバーの無地です。シルバーはお祝いの色とされ、ダークカラーのスーツとの相性も良好です。ひと目でドレスアップした装いだと伝わり、Vゾーンに上品な華やかさが生まれるでしょう。

ベストのディテール(デザイン)の選び方

ベストのディテールは、スーツスタイルの印象を大きく左右する重要な要素です。

襟は、どのようなスーツにも合わせやすい襟なしがスタンダードです。襟付きはよりフォーマルで重厚感が増し、装いを格上げしたい場面に最適といえるでしょう。

ボタンは、素材によって印象が大きく変わります。水牛や貝といった天然素材のボタンは上品な光沢があり、フォーマルなシーンに適しています。一方、革ボタンはカジュアルダウンした雰囲気を演出できるでしょう。

ベストの背面には、前面とは異なる素材が使われることもあります。ジャケットを着ている間は隠れる部分ですが、奇抜すぎるものを選んでしまうと、いざジャケットを脱ぎたい場面で気後れしてしまうこともあります。あくまでも、ちょっとした遊び心を添える気持ちで背面のデザインを検討すると良いでしょう。

自分の体型にあったサイズで選ぶ

自分の体型に合ったサイズのベストを選ぶことで、より洗練された雰囲気を演出できます。

ベストの丈は、ウエストが隠れるくらいを目安にしましょう。ベルトのバックルが少し見える長さが理想的です。短すぎるとシャツやネクタイが見えてだらしない印象になり、長すぎると胴長に見えてバランスが悪くなるため注意してください。

身幅は体にフィットし、動きやすさを感じられる程度の余裕を持たせることが大切です。ウエストの生地がつかめるほど余裕がある場合、ベストのスタイリッシュ感が損なわれてしまいます。また、ウエストに横ジワが出るような小さいサイズは、窮屈感があり座ったときのシワも気になりやすいので避けましょう。

アームホールは脇が開きすぎることなく、適度なゆとりが保てるくらいが理想です。脇に食い込んでしまうと、見た目が悪い上に可動性にも悪影響を与えます。

既製品でジャストサイズのベストが見つからない場合は、自分の体型にぴったり合った一着が仕立てられるフルオーダーを利用するのも一案です。

【シーン別・実例】スーツ×オッドベストおすすめコーディネート例

ベストの着こなしのコツ

まずは基本となるカラーコーディネートの考え方を押さえておきましょう。オッドベストは色や柄の組み合わせ次第で印象が大きく変わりますが、いくつかのポイントを意識するだけで、初心者でも失敗しにくい配色に仕上げられます。

ブラウンのチェックジャケット×ライトブラウンベストのおしゃれコーデ

ブラウンのチェックジャケットと明るいブラウンのベストを合わせた温かみのあるコーデ

ブラウンで統一した、秋らしい遊び心のあるコーディネート例です。ベストの明るいトーンが、全体の印象をおしゃれにまとめています。

ジャケットとネクタイに柄が入っていますが、ブラウン系の色使いをしているので違和感がありません。ブラウン独特の温かみのある感じが、ウールの素材感ともマッチしています。

全体の配色が絶妙に融合した、個性的な印象が素敵です。

ブルーのスーツ×グレーベストを合わせたフォーマルコーデ

ブルーのスーツにグレーのベストを合わせたフォーマルコーデ

グレーのベストが全体をまとめて、上品な印象のコーディネートになっています。ベストは襟が付いたタイプなので、Vゾーンの華やかさが増しています。

鮮やかな色合いのジャケットとネクタイは、品格のあるデザインのベストにぴったりです。パーティーなどで使いたい着こなしです。

柄物ジャケット×ダブルボタンベストでクラシカルスタイルコーデ

柄物ジャケットにダブルボタンのベストでクラシカルスタイル

柄物のジャケットにダブルボタンのベストを合わせて、クラシカルな雰囲気にしています。

ブラウン系はグレーやネイビーとも相性がいいので、差し色として使うとコーディネートの幅が広がります。

全体のトーンを落ち着かせる中で、ネクタイのカラーを明るくしているため、Vゾーンが華やかに見えておしゃれです。

ロイヤルブルースーツ×グレーチェックベストのフォーマルスタイル

ロイヤルブルーのスーツとグレーのチェックベストのフォーマルスタイル

濃い鮮やかなロイヤルブルーのスーツにグレーのチェック柄のベストで、グッとクラシックな印象を与える着こなしです。チェックの中に青い線が入っているところも、このコーディネートのポイントです。

柄物を合わせるときは、スーツと同系の色を入れるとまとまりやすくなります。パーティーシーンではとかく華やかになりがちですが、チェックのベストで落ち着きのある雰囲気が出せます。フォーマルな着こなしでも、ベストにポイントを持ってくるとイメージを変えることができます。

チェックオンチェックのモノトーンコーデ

チェックオンチェックのモノトーンコーデ

チェックオンチェックで、上手に柄物のベストを合わせているコーディネートです。大きさの違うチェックを合わせていますが、全体をモノトーンにすることで統一感を出しています。

ジャケットとは違う柄のベストを合わせても、色使いがシンプルなのでうるさくなりません。むしろおしゃれに精通した貫録を感じます。柄物のベストのコーディネートは難しいですが、トータルでまとまった印象になるように合わせてみましょう。

スーツのベストをおしゃれに着こなすポイントを知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

▶︎ベストを使ったメンズコーデをご紹介!ベストの基本から学んでみよう

次は、オッドベストの具体的なコーディネート例を、シーン別に紹介します。ぜひ参考にしてください。

ビジネスシーン:信頼感と洗練を両立

ビジネスシーン:信頼感と洗練を両立

カジュアル寄りの職場であれば、ビジネスシーンでもオッドベストを合わせた自由度の高い着こなしを楽しめます。定番の組み合わせはネイビースーツ×グレーベストで、青みと中立色の組み合わせが洗練された印象を与えます。

ベストの柄に迷ったら、ビジネスシーンで着用するアイテムであることを考慮し、無地を選ぶのが無難です。

ストライプを取り入れる場合は、スーツとのバランスを考慮しましょう。無地のスーツには主張のあるストライプも合わせられますが、柄物のスーツには控えめなストライプを選び、柄同士の調和を意識することが大切です。

このほか、スーツの色とのコントラストを楽しみたい場合は、以下のような組み合わせもおすすめです。

  • コーデ例1:ネイビースーツ(無地) × グレーベスト(ウール・無地)
  • コーデ例2: グレースーツ(ストライプ) × ダークネイビーベスト(無地・素材感あり)

結婚式・パーティー:華やかさを演出

結婚式・パーティー:華やかさを演出

結婚式やパーティーでは、ドレッシーな配色を意識したおしゃれさを前面に出した着こなしが楽しめます。落ち着いた色のスーツでも、ベストの選び方次第で華やかなスタイルに仕上がるでしょう。

例えば、ネイビースーツ×黒ベストは、黒の高級感が加わることで華やかかつ上品な印象を与える組み合わせです。グレースーツ×ワインレッドベストなら、重厚感がありつつも彩度の高いワインレッドが目を引き、おめでたい席にふさわしい装いとなるでしょう。

ただし、結婚式では注意すべき点もあります。全身を黒でまとめたコーディネートは喪服を連想させてしまうため、必ず明るい色味を取り入れるようにしましょう。また、新郎新婦とかぶる白に近い組み合わせや、派手すぎる装いもNGです。

具体的な組み合わせに悩む場合は、以下を参考にしてください。

  • コーデ例1:ブラックスーツ × シルバー・ライトグレーベスト(光沢素材)
  • コーデ例2:ネイビースーツ × ベージュ・シャンパンカラーベスト(リネンやシルク混)

入学式・卒業式・セレモニーシーン:落ち着きと品格

入学式・卒業式・セレモニーシーン:落ち着きと品格

入学式・卒業式などのセレモニーシーンでは、フォーマルさを意識することが何よりも重要なポイントです。

格式高い式典や厳粛な雰囲気のパーティーに参加する場合は、オッドベストよりも統一感のある装いに仕上がるスリーピーススーツを選んだ方が無難です。

一方、カジュアルさのあるコーディネートが許される場合は、主役である子どもを引き立てつつ、控えめながら品格のある配色を選んでみましょう。例えば、ネイビースーツ×グレーベスト、グレースーツ×ネイビーベストなど、落ち着いた組み合わせを意識してください。

このほか、以下のようなコーディネートもおすすめです。

  • コーデ例1: チャコールグレースーツ × 同系色の淡いグレーベスト
  • コーデ例2:ネイビースーツ ×ダークブラウン系ベスト(控えめな色合い)

オーダースーツSADAでオッドベストを作るメリット

オーダースーツSADAでオッドベストを作るメリット

オッドベストはサイズや素材、色選びの自由度が高いからこそ、既製品よりもオーダー品を選ぶことでより自分にあったこだわりの着こなしを楽しみやすくなります。

ここでは、オーダースーツSADAでオッドベストを作る3つのメリットを紹介します。

組み合わせの自由度:色・素材・柄を自由に選べる

既製品のベストは手持ちのスーツと微妙に色味や質感が合わず、コーデを組むのが難しいことも少なくありません。

オーダースーツSADAであれば、ベストの色や素材はもちろん、柄、襟の有無、ボタンの種類まで、あらゆるポイントを自由に選択できます。光沢感や織りの違いなど、細かな点も比較しながら選べるため、自分だけの理想のオッドベストを仕立てることが可能です。

スーツとの相性を考慮したこだわりの調整を効かせられるのは、オーダースーツならではの魅力です。

究極のフィット感:体型に合ったサイズで着こなしの格が上がる

ベストは面積が小さい分、サイズ感の微妙なズレが目立ちやすいアイテムでもあります。既製品では合わせにくい襟ぐりや着丈、胴回りも、オーダースーツSADAであれば体型に合わせて細かく調整可能です。

Vゾーンが美しく決まり、スタイル全体が引き締まるこだわりの一着をご提供いたします。「なんとなく野暮ったい」「着られている感が出る」などの初心者にありがちな失敗を防ぎ、洗練された印象に仕上がるのがオーダーベストの強みです。

コストパフォーマンス:ベストだけ買い足しも可能

「オーダースーツ」と聞くと高額なイメージを持つ方もいるかもしれませんが、オーダースーツSADAでは、ベスト単体でのオーダーも可能です。

注文する際は、まず採寸が行われ、生地・デザインなどの仕様を決めます。続いて、採寸データをもとにパターンを作成し、CAD(自動設計システム)とCAM(自動裁断機)で正確に生地を裁断します。裁断済みの生地に付属類を組み合わせて縫製し、プレス・検査工程を経て完成です。

スリーピーススーツ一式を注文せずとも、ベストだけ買い足すことができるので、低予算で理想の着こなしを楽しめるでしょう。手持ちのスーツに合わせてオッドベストを後から追加することで、着こなしのバリエーションが一気に広がる点も魅力です。

スーツのベストに関するよくある質問

Q. ベストのボタンはどこまで留めればいい?

一番下のボタンは外しておくのがマナーです。これは「アンボタンマナー」と呼ばれ、ジャケットにも共通するスーツ着用時の基本ルールとなっています。ただし裾がスクエア型のベストのみ例外で、この場合はすべて留めるのが一般的です。

マナーとしてだけではなく、あえて一つ外すことで着こなしに抜け感が生まれ、堅苦しさのない余裕のある印象につながります。

Q. 「チョッキ」や「ジレ」とベストは何が違う?

いずれも同じ、袖なしの上着を指す言葉です。「チョッキ」は日本での旧称で、現在ではあまり使われなくなりました。「ジレ」はフランス語での呼び方で、国によって呼称が異なるだけで、指しているアイテム自体に違いはありません。

Q. ベストだけを単体で購入できる?

既製品・オーダーどちらでも、ベスト単体での購入は可能です。すでにお持ちのスーツやジャケットと組み合わせれば、オッドベストとして着回しの幅を広げられます。

既製品は価格を抑えやすく、手軽に取り入れたい方に向いています。一方、オーダーは、体型に合わせた仕立てで着心地の良さも追求できるのが魅力です。手持ちのジャケットの色柄を踏まえて生地を選べば、統一感のあるコーディネートに仕上げやすくなるでしょう。

【コスパ最強のオーダースーツSADAの特徴】

  • オーダースーツ1着19,800円〜(税込21,780円〜)
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まとめ:色違いベストでワンランク上のスーツスタイルに

色違いベストでワンランク上のスーツスタイルに

スーツとは異なる色や素材を使ったオッドベストは、スーツスタイルを手軽に格上げしてくれる便利なアイテムです。シーンに応じて、ジャケットのボタンの開け閉めやシャツの襟の見せ方にも気を配ると、より洗練された印象に仕上がります。ベストの一番下のボタンを外す「アンボタンマナー」も意識しましょう。

オッドベストを選ぶ際は、襟の有無やボタンの列数、素材やディテールによって印象が大きく変わることを押さえておくのがポイントです。体型に合わせてVゾーンの深さを選んだり、ネクタイ・シャツとの色や素材の重なりを意識したりすることで、スーツスタイルを格上げできるでしょう。

自身の体型にジャストフィットし、多彩なシーンに応用できる高品質なオッドベストを手に入れたい方は、ぜひオーダースーツSADAにご相談ください。経験豊富なスタッフが、お客様一人ひとりの魅力を最大限に引き出せる一着をご提案します。簡単なネット予約を利用すれば、待ち時間なくご利用いただけるので、ぜひお気軽にご予約ください。

(構成・編集/志田実恵)